2023年06月22日

絵本「男鹿のなまはげ」と「7月の特集の予告」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

梅雨のこの湿気、ゾクゾク、ヒンヤリしそうな
お話より、むしむしジメジメから解放される本
を〜!!と言われそうですが、

7月の特集の予告   です。
 7月は
   「ホラー・ミステリー特集」 
                をします。
ゾクゾク、ヒンヤリしそうなお話を集めてみたい
と思います。 おたのしみに〜!

 ***絵本「男鹿のなまはげ」***

「男鹿のなまはげ」
絵:金子義償
文:土井敏秀
発行:無明舎出版

「泣ぐこはいねがぁ!」「わりぃこはいねがぁ!」
で有名な秋田のなまはげが何故、神様になったの
かを、描いたむかしむかしのお話です。

人間と友達になりたい鬼のお話はどれも、
どんどはれ とはならない。なんとも切ない…

神様として祀られていると知ったら、3匹の
鬼はお山の奥の奥から戻ってきてくれるので
しょうか?
そして、次こそお友達になれるといいですね。

※「どんどはれ」は岩手の方言で昔語りの終わり
につける、「めでたしめでたし」という意味の
言葉です。

       「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 16:10 | 地方もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年06月13日

「みやぎ 木の花 散歩道」著者:辺見 徳郎

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

毎年、多賀城跡あやめまつりに行っているのですが、
今年も6月17日(土)〜6月25日(日)10時〜16時
会場:多賀城跡あやめ園(宮城県多賀城市市川)にて、
あやめまつりが始まります。

タイミングが良ければ、紫陽花も一緒に楽しめる
お花見イベントなのですが、今年は行けるか
どうか…(TT)
なので、家にあった本で目の保養をば

 ***「みやぎ 木の花 散歩道」***

「みやぎ 木の花 散歩道」
著 者:辺見 徳郎
発行所:河北新報出版センター

花や植物の図鑑は多いですが、”木の花”だけを
まとめた本は珍しいのでは?

植物おもしろ百科や木の豆知識を各所に挟んで
いるし、花それぞれの花の句・うたも載って
いたり、栽培管理が載っているページも!!と
盛りだくさんです。

植物図鑑的な物としてだけでなく、いろいろと
たのしめる1冊です。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 17:25 | 地方もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年05月23日

「松島の昔ばなし」と「6月の特集の予告」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

曇り予想日に雨が降ることが増えてきて、梅雨が
近づいているようです。
雨の休日は、昼寝と読書日和ですよ!

さて、
6月の特集の予告   です。
 6月は
    「地方もの特集」 
               をします。

地方ものといっても、ほぼ東北ものですが。
地元を知ることのできそうな本を集めます。
おたのしみに〜!

***松島の昔ばなし***

「松島の昔ばなし」
企画:みちのく郷土研究会
絵と文:代表 米倉雅真ほか
監修:岩本隆(前松島町中央公民館長)
   小川澄夫(塩竃市文化財保護委員)
発行:宝文堂

大学生と高校生のグループで、文と挿絵が描かれ
出版された、日本三景で有名な「松島」の民話、
25話です。

聞き覚えのある地名や、お寺、建物、伊達政宗
などの人名が出てくると、親近感がわきより、
昔話を楽しめるように思います。

地元の方でなくとも、松島の昔ばなしとして
楽しめる一品です。

以前は、お土産コーナーなどに”岩手の昔ばなし”
のように手作り風の「〜の昔ばなし」という
小冊子が各地で売っていたものですが、最近は
あまり見かけなくなってしまって、少し寂しい
ですね。

       「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 16:42 | 地方もの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする