2015年11月27日

小説「十三人の刺客 映画ノベライズ版」大石直紀:著 の紹介

こんにちは、「古本のりょくし堂」のきむらです。(^ ^)/

陽が暮れるのが早くなりましたね。秋の夜長、 
どんな本を楽しんでいらっしゃいますか?

気温がぐっと下がり、雨が降るごとに寒さが増している
ようですね。
雨音を聞きながらの読書も、またいいですよね♪

**「十三人の刺客 映画ノベライズ版」**

「十三人の刺客 映画ノベライズ版」  小学館文庫
著者:大石直紀
発行:小学館

 古本のりょくし堂はこちら⇒りょくし堂

内 容
藩主・松平斉韶は乱暴で、むごい仕打ちをして人々を苦しめる
残虐な性格だった。

明石藩江戸家老間宮はその暴君ぶりを訴えるため、、老中土井
大炊頭の門前で切腹をした。

しかし、斉韶は十一代将軍・徳川家斉の弟であり、翌年には
老中への就任が決まっていたため、将軍の意向により、斉韶
にはお咎めなし、となった。

斉韶が老中になってしまっては、国の存亡に関わると考えた
土井大炊頭は斉韶を暗殺することを決意した。

そして御目付役・島田新左衛門を中心に十三人の侍を集め、
江戸から明石への参勤交代の道中。中山道落合宿にて斉韶を
暗殺することにした。

果たして、斉韶を暗殺することはできるのか?

著 者
大石直紀
静岡県出身 小説家 推理作家

著 作
「ビストロ青猫謎解きレシピ 京都怨霊編」小学館文庫
「網引いちゃった」小学館文庫
「逆転裁判」小学館文庫
「輪廻の山」光文社文庫

2010年9月公開の映画のノベライズ版。原作は時代劇小説の
大御所として知られる池宮彰一郎氏。

池宮彰一郎 東京出身 脚本家 小説家

著 作
「高杉晋作 (上・下)」 講談社文庫
「本能寺 (上・下)」 角川文庫
「島津奔る (上・下)」 新潮文庫


時代劇など見ない、読まない方もたまにはいかがでしょうか?
以外にはまっちゃうかも、かも・・・です。

        「古本のりょくし堂」のきむらでした。


posted by りょくし堂店主 at 22:18 | 時代・歴史小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年07月20日

小説「前巷説 百物語」京極夏彦 著 の紹介   

こんにちは、「古本のりょくし堂」のきむらです。(^ ^)/

ショップのトップページの”おすすめ商品”を更新
しました。
そのなかの一冊、京極夏彦さんの「前巷説 百物語」
の紹介をしたいと思います。

***「前巷説 百物語」***

前巷説 百物語」   角川文庫

著者:京極 夏彦   
   
発行:角川書店


 古本のりょくし堂はこちら⇒りょくし堂


内 容

江戸時代、悪党一味が困難な問題を金で請け負い、
幻術、目くらまし、からくりなどで、妖怪の仕業に
仕立て上げ、問題を解決!!

不思議な事件を、科学的・論理的に解決するのではなく
妖怪の仕業に仕立てることで解決なんて粋ですね!

この巷説百物語シリーズは、「巷説」「続巷説」
「後巷」「前巷」「西巷説」が出ています。


著 者

京極 夏彦

北海道出身の小説家、妖怪研究家、世界妖怪協会・
世界妖怪会議評議員。

1994年「姑獲鳥の夏」デビュー
1996年「魍魎の匣」第49回日本推理作家協会賞長編部門
1997年「嗤う伊右衛門」第25回泉鏡花賞受賞
2002年「覘き小平次」第16回山本周五郎賞受賞
2004年「後巷説百物語」第130回直木賞を受賞
2011年「西巷説百物語」第24回柴田錬三郎賞受賞。

他にも様々な作品が、様々な賞の候補になっています。


主な著作

百鬼夜行シリーズ
巷説百物語シリーズ
江戸怪談シリーズ      
狂骨の夢
鉄鼠の檻
絡新婦の理     など他多数


表紙はどう見てもホラーやオカルトものにしか
見えないのですが、あらすじを読むとあれ?て
感じになりますよね!

妖怪研究家、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員
なだけあり、独特のオカルティックな部分も深く
描かれてます。

ほんとうに、妖怪がすきなんですね!!


    「古本のりょくし堂」のきむらでした。


posted by りょくし堂店主 at 21:34 | 時代・歴史小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする