2023年04月28日

コミック か「」く「」し「」ご「」と「 読了

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

明日からゴールデンウイーク、長い人で9連休の
方もいるとか。

こどもの読書週間中でもありますし、お出かけも
いいですが、中休みに読書でのんびりの日をもう
けるのははいかがでしょう?

***コミック
   か「」く「」し「」ご「」と「***

か「」く「」し「」ご「」と「  
        1〜3巻 BUNCH COMICS

原作:住野よる
漫画:二駅ずい
発行所:新潮社

小説 か「」く「」し「」ご「」と「 の
コミカライズ版です。

これぞ、青春!!って感じ、思春期のドキドキ
ワクワク、そわそわ感が、甘くてほろ苦い気持ちが
繊細にリアルに描かれている作品です。

特殊能力を持った高校生たちが、友達の気持ち、
自分の気持ちと向き合いながら、試行錯誤…

コミックでは、1巻目は京、2巻目はミッキー
3巻目はとパラのそれぞれの能力と視点からみた
高校生活が描かれてます。

4巻2021年秋ごろ発売予定と3巻の巻末には書いて
あったので、小説のようにヅカとエル視点の
お話もでるのかと期待はしているのですが、残念
ながら今のところ発売は未定のようです。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 17:44 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年01月12日

コミック「たぬきときつねと里暮らし」をよんで

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

なんか、かわいいコミックを見つけて、即買いして
しまいました!

***コミック
   「たぬきときつねと里暮らし」***

「たぬきときつねと里暮らし」 全3巻
             ウルトラジャンプ
著 者:くみちょう
発行所:集英社

仕事を辞めて、田舎のおばーちゃん家に引っ越し
てきた泰葉さんが、野生化した落葉町のきつねと
たぬきの神様(自覚なし)と出会い、暮らしていく
お話。

のんびりとやさしい空気感、たぬきときつねの
神様のやることなすこと全てがかわいい!!
見ているとほっこり、癒されます。
野性味も、ちょこちょこと感じられます。

道路や看板、風景など実際の秩父の風景をもとに
描かれているので、この看板のある道、見つけた!
とか、図書館とか商店やら、この風景見つけた!
とか、旦那は別な楽しみ方をしてました。

ほっこりできるし、面白いし、別な楽しみ方も
できるたのしいコミックです。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 15:24 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月18日

コミック「十二人の死にたい子どもたち」をよんで

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

「2022年Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィク
ション本大賞」が決定しましたね。
「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」
   川内有緒:著 集英社インターナショナル
大賞、おめでとうございます。

見えないことで見えてくる世界とはどんな感じ
なのでしょうね。

さて、冲方丁さんの長編ミステリー小説というか
青春小説のコミカライズ版です。

***コミック
   「十二人の死にたい子どもたち」***

「十二人の死にたい子どもたち」全3巻
             アフタヌーンKC
原 作:冲方丁
漫 画:熊倉隆敏
発行所:講談社

集団自殺をするために集まった12人の少年少女たち
だが、先に死んでいる部外者がいて、話し合いと
推理を繰り返していくというお話です。

何を重要と考えるのか、何を苦痛と考えるのかなど、
価値観、倫理観、思想などは人それぞれだし、まして
国や宗教が違えば更なる違いが生まれるので、自分
の価値観だけをもとに読むと、共感できない、意味
わからんとなるお話かな?

なんとなく共感できないような、共感しにくいような
キャラクターをわざと書いているような印象もあり
ましたが…。

え?そんな理由で自殺したいの?みたいな子とか出て
きますが、その子にしたら重要で深刻なことなのだと
生い立ちや境遇、考え方、常識の違う12人の子ども
たちの話し合いの中で変化していく、心のありようは
何とも複雑で難しい・・・

こんなに常識や価値観の違う子たちをよく集めたな、
ってか書いたなって感じです。

先に死んでいた部外者の謎解きもすごかった。

ネタバレになってしまいますが、
最後、前向きな気持ちになり集団自殺で終わらなくて
ほんとよかったです。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 11:50 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする