2023年01月12日

コミック「たぬきときつねと里暮らし」をよんで

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

なんか、かわいいコミックを見つけて、即買いして
しまいました!

***コミック
   「たぬきときつねと里暮らし」***

「たぬきときつねと里暮らし」 全3巻
             ウルトラジャンプ
著 者:くみちょう
発行所:集英社

仕事を辞めて、田舎のおばーちゃん家に引っ越し
てきた泰葉さんが、野生化した落葉町のきつねと
たぬきの神様(自覚なし)と出会い、暮らしていく
お話。

のんびりとやさしい空気感、たぬきときつねの
神様のやることなすこと全てがかわいい!!
見ているとほっこり、癒されます。
野性味も、ちょこちょこと感じられます。

道路や看板、風景など実際の秩父の風景をもとに
描かれているので、この看板のある道、見つけた!
とか、図書館とか商店やら、この風景見つけた!
とか、旦那は別な楽しみ方をしてました。

ほっこりできるし、面白いし、別な楽しみ方も
できるたのしいコミックです。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 15:24 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月18日

コミック「十二人の死にたい子どもたち」をよんで

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

「2022年Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィク
ション本大賞」が決定しましたね。
「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」
   川内有緒:著 集英社インターナショナル
大賞、おめでとうございます。

見えないことで見えてくる世界とはどんな感じ
なのでしょうね。

さて、冲方丁さんの長編ミステリー小説というか
青春小説のコミカライズ版です。

***コミック
   「十二人の死にたい子どもたち」***

「十二人の死にたい子どもたち」全3巻
             アフタヌーンKC
原 作:冲方丁
漫 画:熊倉隆敏
発行所:講談社

集団自殺をするために集まった12人の少年少女たち
だが、先に死んでいる部外者がいて、話し合いと
推理を繰り返していくというお話です。

何を重要と考えるのか、何を苦痛と考えるのかなど、
価値観、倫理観、思想などは人それぞれだし、まして
国や宗教が違えば更なる違いが生まれるので、自分
の価値観だけをもとに読むと、共感できない、意味
わからんとなるお話かな?

なんとなく共感できないような、共感しにくいような
キャラクターをわざと書いているような印象もあり
ましたが…。

え?そんな理由で自殺したいの?みたいな子とか出て
きますが、その子にしたら重要で深刻なことなのだと
生い立ちや境遇、考え方、常識の違う12人の子ども
たちの話し合いの中で変化していく、心のありようは
何とも複雑で難しい・・・

こんなに常識や価値観の違う子たちをよく集めたな、
ってか書いたなって感じです。

先に死んでいた部外者の謎解きもすごかった。

ネタバレになってしまいますが、
最後、前向きな気持ちになり集団自殺で終わらなくて
ほんとよかったです。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 11:50 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年08月19日

コミック「ペンギン・ハイウェイ」再読

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

東北の夏休みはもうすぐ終わる頃でしょうか?
8月末までの所が、羨ましかったですねぇ〜。

さて、夏っぽいものということで再読してみま
した。

***コミック
 「ペンギン・ハイウェイ」
           1〜3巻をよんで***

「ペンギン・ハイウェイ」1〜3巻
      MFコミックス アライブシリーズ

漫 画:屋乃啓人
原 作:森見登美彦
発行所:株式会社KADOKAWA

2010年に小説が出版され、2018年5月からコミック
化、その夏にアニメ映画化した作品

夏の小学生たちの奇妙奇天烈摩訶不思議な研究と
冒険、むか〜しのドタバタアドベンチャーにも
謎解きはあったけど、なんというか今どきの子?
的な理屈っぽい硬い感じ

妙に頭のいい子達やいかにもいじめっ子な子達、
なんかみんなモヤモヤを抱えている感じ…。

森見登美彦さんの作品に出てくる人物は、何かモヤ
モヤを抱えている人が多いような…。そして、
奇妙奇天烈なものが多いように思いますが、これは
子供向けに書いたのかな?という感じでした。

いろいろな不思議に巻き込まれ、色々な経験をして
成長していく子供たち、最後、困難をみんなで協力
して立ち向かっていく姿に、がんばれ!と応援した
くなります。

ちょっと、切ないお話ですが、こういう不思議体験
って、憧れますよね〜!

       「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 15:59 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする