2022年01月13日

"「おくのほそ道」をゆく"をみて

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

明日、1月14日はどんと祭です。初めて見たとき
は感動でした。

厳かな神事、立ち昇り揺らめく火柱、荘厳な世界

その雰囲気、そんな世界観をそのまんまを本にし
た、そんな感じの本というか写真です。

***「おくのほそ道」をゆく***

「おくのほそ道」をゆく  Shotor Library
写真:植田 正治
文 :黒田 杏子
発行:小学館

菊判(150×220)程の単行本なのですが、写真
の存在感が写真が凄い!!

その場の空気感、生命力が本を開くだけで、
あふれ、圧倒されます。

写真に添えられている俳句が更に深みを与え、
情緒をもっていかれます。

美しく力強く、繊細、なんとも圧巻です。

        「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 16:05 | 教養書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年06月22日

「豊かさとは何か」 著者:暉峻淑子

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

30年ほど前から言われてきた長時間労働、やっと働き方
改革をしないとと、問題提起されていますが、人手不足
の問題もあり、副業を絶賛していますよね!

本業だけちょっと改善されても、副業もとなったら?
そして自宅介護も絶賛してますが、仕事と介護の両立が
成り立っていない現実が無視されているような?

仕事に家事に介護、寝る時間・休息の時間はいずこに?
30年前より、豊かさが遠のいているような気がするの
ですが、どうでしょう?

***「豊かさとは何か」***

豊かさとは何か」 岩波新書

著 者:暉峻淑子
発行:岩波書店

内 容
1989年出版の本。バブル期の当時の日本の住宅事情や
教育、介護、働き方などの問題を提起し、モノやサービス
だけがあふれてはいるが、豊かではない。
本当の豊かさとは何か?について書かれている本。

著 者:暉峻淑子

主な著作
・「社会人の生き方」 岩波新書
・「格差社会をこえて」 岩波ブックレット
・「豊かさへのもうひとつの道」 かもがわCブックス
                      など

29年も前の本ですが、未だに根本的問題は改善されて
いない、むしろ悪化?しているのでは・・・
本当の豊かさとは何か?を考えさせられる本。

続編「豊かさの条件」も一緒に読むといいかも!ですね。

「古本のりょくし堂」でした。
  
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posted by りょくし堂店主 at 16:18 | 教養書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2018年06月15日

「辛口・幸福論」 著者:曽野綾子

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

6月はジューンブライドなんて言いますが、日本は梅雨
時期!正直難しいものがありますよね!

乾季に入る海外向けのものを日本に持ってきても同じ
ように幸せの光景が得られるという単純なものでは
ないような?気はしませんか?

さて、今回の「教養書特集」の中からの1冊です。

***「辛口・幸福論」***

辛口・幸福論

著 者:曽野綾子
発行:新講社

内 容
著者がいままで書いてきたものの中から、生きることや
幸せについて書かれているとことを抜粋し、まとめた
エッセイ集

著 者:曽野綾子

主な著作
・「夫の後始末」 講談社
・「納得して死ぬという人間の務めについて」
                  KADOKAWA
・「老いを生きる覚悟」海竜社
                      など

抜粋しているので、その部分だけみると、とてもキツイ
物言いに感じることもあるかもしれませんね。
まぁ、辛口といってますしね。f(^^;

そして、感じ方、考え方は人それぞれなので、賛否両論
のでそうな事柄ではありますよね。

参考程度に覗いてみるのもいいのではないでしょうか?

        「古本のりょくし堂」でした。
  
   古本のりょくし堂はこちらから⇒りょくし堂


posted by りょくし堂店主 at 16:28 | 教養書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする