こんにちは、「古本のりょくし堂」のきむらです。(^ ^)/
さて、『読書週間』です。
どんな本を楽しんでいらっしゃいますか?
今日は、今年の春、野島伸司:脚本監修、山下智久:主演
の金曜ドラマで話題になった、「アルジャーノンに花束を」
を紹介したいと思います。
****「アルジャーノンに花束を」****
さて、『読書週間』です。
どんな本を楽しんでいらっしゃいますか?
今日は、今年の春、野島伸司:脚本監修、山下智久:主演
の金曜ドラマで話題になった、「アルジャーノンに花束を」
を紹介したいと思います。
****「アルジャーノンに花束を」****
「アルジャーノンに花束を」
著者:ダニエル・キイス 訳:小尾芙佐
発行:早川書房
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内 容
パン屋で働く心優しい青年、チャーリーは幼児の知能しか
ない知的障害者だった。
彼は、母親の影響もあり”かしこくなりたい”と思っていた。
ある日、開発されたばかりの脳手術を受けるよう勧められる。
動物実験の被験者、ハツカネズミの”アルジャーノン”は
驚異的な記憶力、思考力を持っていた。
チャーリーは手術を受け成功し、数か月で天才に変貌したが、
知りたくもない事実を知り、苦しむ。
知能は高くなったものの、心は幼いまま、気が付かず他人を
見下し、孤独になっていった。
そんな時、”アルジャーノン”に異変がおき、チャーリーは、
調査をはじめる。
正気を失ったまま死んでしまった”アルジャーノン”、
一時的に発達した知能が失われることを知ったが、知能の
退行を止めることはできず、自ら障害者収容施設へ・・・
著 者
ダニエル・キイス
アメリカ合衆国 作家
著 作
「五番目のサリー」 早川書房
「心の鏡」 早川書房
「24人のビリー・ミリガン」 早川書房
等他多数
表紙だけ見たときは、恋愛ものかと思ってました。(^ ^;)
発売当初から、すごい話題の作品でしたが、すばらしい
ロングセラー作品ですね。
心にずしんとくる、何とも言えない切なさがこみ上げて
きます。
そして、知的障害、人間関係、気持ちの在り方や、社会の
在り方などについても考えさせられる作品です。
「古本のりょくし堂」のきむらでした。