2023年08月22日

えほん遠野物語「ざしきわらし」と「9月の特集の予告」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

9月の特集の予告   です。

9月は
   「えほん特集」 
                をします。
おたのしみに〜!

前回の「ことりぞ」に続き、京極夏彦つながりで
読んでみました。

***えほん遠野物語「ざしきわらし」***

えほん遠野物語「ざしきわらし」
原作:柳田国男
文:京極夏彦
絵:町田尚子
発行:汐文社

岩手県遠野地方に伝わる有名なお話「ざしき
わらし」を京極夏彦氏の語りで書かれた絵本です。

淡々と短い文と言葉だけで的確に表現されていて、
ページをめくった先の子どもの顔の異質さにドキッ
とします。

不思議な妖しい世界を覗き見てしまった感で、
心がぞわぞわした感じになりました。

       「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 17:19 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年04月13日

絵本「ないたあかおに」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

昭和辺りまでは、テレビやおじいちゃんおばあちゃん
、お母さんから昔話を聞く機会が多く、昔話は
けっこう、身近にあった気がしてましたが、今は
見たり聞いたりする機会が少なくなったように
思います。

 *** 絵本「ないたあかおに」 ***

「ないたあかおに」
ぶん:はまだ ひろすけ
え:いけだ たつお
発行所:偕成社

久々に読むと、懐かしいですね。
しかし、何とも切ないお話です。

村の人と仲良くなりたい、やさしい赤おにの願いを
かなえるため、友達の青おにが悪いおにのフリを
して、赤おにに人間を助けさせ、自分は姿を消して
しまう。
という、おにの熱く深い友情の物語

友のために、ここまでしてくれる友達はそうそう
いないですよね。
青おに、赤おにのその後も気になりますね。
続きを創作している方々もいるようです。
あなたは、どんなその後を考えますか?

以前は誰でも知っているであろう昔話でしたが、
昨今は、どうなんでしょうね。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 18:05 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年02月16日

絵本「ビロードのうさぎ」をよんで と「3月の特集の予告」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

宮城県の各地で、ひな祭りイベントが開催されて
ますね〜!!
白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町
村田町、柴田町、川崎町、丸森町、東松島市、
塩竃市など、あと山形県や福島県各地でも!

なんか、春が近づいてきたなぁ〜って感じが
します。

さて、
   3月の特集の予告   です。
3月は
    「Girls特集」 
                 をします。
3月は女の子の節句、お雛様があるつーことで、
女の子がメインの絵本や小説やコミックなど
を集めてみたいと思います。

***絵本「ビロードのうさぎ」***

「ビロードのうさぎ」 

原  作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵・抄訳:酒井駒子
発  行:ブロンズ新社

うさぎのぬいぐるみが主人公の絵本です。
クリスマスプレゼントにもらった男の子と、
うさぎのぬいぐるみの、微笑ましくあたたかな
関係がに、ほのぼのします。

”ほんとうのものになる”とはなんなのか…
うさぎのぬいぐるみは考えます。

最後、ちょっと寂しいというか切ないかんじ
になっちゃいますが、”ほんとうのもの”に
2度もなれたうさぎの人生?うさぎ生は、
とても幸せで、あたたかく読んでいてほっこり
した気持ちになりました。

        「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 13:09 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする