2023年09月11日

えほん遠野物語「おいぬさま」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

前回の「ざしきわらし」に続き、遠野物語つなが
りで読んでみました。

***えほん遠野物語「おいぬさま」***

えほん遠野物語「おいぬさま」
原作:柳田国男
文:京極夏彦
絵:中野真典
発行:汐文社

岩手県遠野地方に伝わる”おいぬさま”(狼)
のお話4話がのってます。

淡々とした文章に独特な絵、絵のインパクトが
すごいです。

絶滅したといわれるニホンオオカミの恐ろしさ
が語られています。

北へ向かったお犬様、いったい何処へ行ってし
まったのでしょう?

       「古本のりょくし堂」でした。

古本のりょくし堂はこちら⇒https://ryokusido.com/


posted by りょくし堂店主 at 17:57 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年08月22日

えほん遠野物語「ざしきわらし」と「9月の特集の予告」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

9月の特集の予告   です。

9月は
   「えほん特集」 
                をします。
おたのしみに〜!

前回の「ことりぞ」に続き、京極夏彦つながりで
読んでみました。

***えほん遠野物語「ざしきわらし」***

えほん遠野物語「ざしきわらし」
原作:柳田国男
文:京極夏彦
絵:町田尚子
発行:汐文社

岩手県遠野地方に伝わる有名なお話「ざしき
わらし」を京極夏彦氏の語りで書かれた絵本です。

淡々と短い文と言葉だけで的確に表現されていて、
ページをめくった先の子どもの顔の異質さにドキッ
とします。

不思議な妖しい世界を覗き見てしまった感で、
心がぞわぞわした感じになりました。

       「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 17:19 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年04月13日

絵本「ないたあかおに」

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

昭和辺りまでは、テレビやおじいちゃんおばあちゃん
、お母さんから昔話を聞く機会が多く、昔話は
けっこう、身近にあった気がしてましたが、今は
見たり聞いたりする機会が少なくなったように
思います。

 *** 絵本「ないたあかおに」 ***

「ないたあかおに」
ぶん:はまだ ひろすけ
え:いけだ たつお
発行所:偕成社

久々に読むと、懐かしいですね。
しかし、何とも切ないお話です。

村の人と仲良くなりたい、やさしい赤おにの願いを
かなえるため、友達の青おにが悪いおにのフリを
して、赤おにに人間を助けさせ、自分は姿を消して
しまう。
という、おにの熱く深い友情の物語

友のために、ここまでしてくれる友達はそうそう
いないですよね。
青おに、赤おにのその後も気になりますね。
続きを創作している方々もいるようです。
あなたは、どんなその後を考えますか?

以前は誰でも知っているであろう昔話でしたが、
昨今は、どうなんでしょうね。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 18:05 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする