2018年06月22日

「豊かさとは何か」 著者:暉峻淑子

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

30年ほど前から言われてきた長時間労働、やっと働き方
改革をしないとと、問題提起されていますが、人手不足
の問題もあり、副業を絶賛していますよね!

本業だけちょっと改善されても、副業もとなったら?
そして自宅介護も絶賛してますが、仕事と介護の両立が
成り立っていない現実が無視されているような?

仕事に家事に介護、寝る時間・休息の時間はいずこに?
30年前より、豊かさが遠のいているような気がするの
ですが、どうでしょう?

***「豊かさとは何か」***

豊かさとは何か」 岩波新書

著 者:暉峻淑子
発行:岩波書店

内 容
1989年出版の本。バブル期の当時の日本の住宅事情や
教育、介護、働き方などの問題を提起し、モノやサービス
だけがあふれてはいるが、豊かではない。
本当の豊かさとは何か?について書かれている本。

著 者:暉峻淑子

主な著作
・「社会人の生き方」 岩波新書
・「格差社会をこえて」 岩波ブックレット
・「豊かさへのもうひとつの道」 かもがわCブックス
                      など

29年も前の本ですが、未だに根本的問題は改善されて
いない、むしろ悪化?しているのでは・・・
本当の豊かさとは何か?を考えさせられる本。

続編「豊かさの条件」も一緒に読むといいかも!ですね。

「古本のりょくし堂」でした。
  
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posted by りょくし堂店主 at 16:18 | 教養書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする