2020年07月23日

「春はあけぼの」声にだすことばえほん を読んで

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

さて、先週に続きまして、清少納言「枕草子」
関連です

とはいえ、先週の「本日もいとをかし‼枕草子」の
ような人間の心理系ではなく、自然の情景を綴った
超有名部分のみの絵本で、ガラッと感じが違うのが
また、いとをかし⁉です。
  
**「春はあけぼの」声にだすことばえほん
                   を読んで**

「春はあけぼの」 声にだすことばえほん              

 文 :清少納言
 絵 :たんじあきこ
編 集:斎藤孝
発 行:ほるぷ出版

枕草子の”春はあけぼの〜、夏は夜〜、
秋は夕暮〜、冬はつとめて〜”の一番有名
どころな部分を絵本にしたものなのですが、

教科書に只々、つらつらと書いてあるのとは
違い、可愛らしい絵の中に、清少納言の一言
一言が的確に表現された味わいのある風景画と
共にゆっくりと、声に出して読んでいくこの
絵本は、

日本の四季折々の風景の美しさ、閑雅
(もの静かで、景色などにおもむきのある様)
と、清少納言の言葉の、日本語の、美しさ、
風流な様を、ひしひしと感じられます。

声にだして読むことで、さらにじんわりと
心に広がっていきます。

その時代の雅な優雅さ、風雅さが垣間見える
ような絵本です。
         「古本のりょくし堂」でした。

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posted by りょくし堂店主 at 13:27 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする