2020年07月17日

「本日もいとをかし!! 枕草子」(コミックエッセイ)を読んで

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

直木賞と芥川賞が発表しましたね〜!

直木賞 馳星周 氏 「少年と犬」文藝春秋
芥川賞 高山羽根子 氏「首里の馬」掲載誌 新潮
    遠野遙 氏 「破局」掲載誌 文春

直木賞の馳星周氏は、「不夜城」角川書店
(デビュー作)でも話題になって、映画化にも
なってた方ですよね。

夏休みの時間のあるうちに、話題の作品を
読んでみるのもいいですよね。

そして、あんまり関係ないのですが、遥か昔の
話題の作品…のコミックエッセイをよんでみま
した。
  
**「本日もいとをかし!! 枕草子」
                 を読んで**

「本日もいとをかし!! 枕草子」               

著 者:小迎裕美子 清少納言
監 修:赤間惠都子
発 行:KADOKAWA/MEDIA FACTORY

春はあけぼの〜”で有名な「枕草子」ですが、
約300編の章段の中から、作者の小迎裕美子氏が
共感した主に人間の心理を描いている部分を
ピックアップしたコミックエッセイ。

千年も前の随筆文学なので、それだけでなんと
なく、”わび””さび””あはれ”とかなんか
小難しそうと敬遠しがちですが、

共感できるものが集められていることもあり、
「あ!おんなじこと思ってる〜!」
「たしかに〜⁉」「だよね〜!」と

そして、絵がまた表情豊かでとても軽快、
清少納言の毒舌っぷりにピッタリでおもしろ
おかしく読めました。

最後に載っていた原文はやっぱり暗号文に
しか見えませんでしたが、人間関係とか
人間の考えていることって、あんまり
変わらないんだなぁと親近感がわいて
きました。

「本日もいとをかし!! 枕草子」の2巻目
「人生はあはれなり…紫式部日記」も
ちょっと探して読んでみようかなって気持
ちになりました。

         「古本のりょくし堂」でした。

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posted by りょくし堂店主 at 17:55 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする