2022年11月24日

絵本「どろぼう がっこう」をよんで と12月の特集予告

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

12月の特集の予告   です。
12月は
  「クリスマス特集」 
                をします。

クリスマスにサンタ、ツリーにトナカイ…絵本を
中心に集めてみたいと思います。
             おたのしみに〜!

***絵本「どろぼう がっこう」
                       をよんで***
「どろぼう がっこう」 
        かこさとし おはなしえほん
著 者:かこさとし
発行所:偕成社

へんなみみずくがおしえてくれた、おかしな
へんな どろぼうがっこうのおはなしです。

なんかずれてるとか抜けてるとか、すっとん
きょうな行動や発言、まぬけな感じを楽しむ落語
的なかんじのたのしいお話でした。

絵柄も独特で、服そう的に江戸時代のお話かと
思いきや、昭和初期?とか入り混じったかんじで、
たしかに!!おかしなへんな どろぼうがっこう
のおはなしでした!

          「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 14:35 | えほん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月18日

コミック「十二人の死にたい子どもたち」をよんで

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

「2022年Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィク
ション本大賞」が決定しましたね。
「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」
   川内有緒:著 集英社インターナショナル
大賞、おめでとうございます。

見えないことで見えてくる世界とはどんな感じ
なのでしょうね。

さて、冲方丁さんの長編ミステリー小説というか
青春小説のコミカライズ版です。

***コミック
   「十二人の死にたい子どもたち」***

「十二人の死にたい子どもたち」全3巻
             アフタヌーンKC
原 作:冲方丁
漫 画:熊倉隆敏
発行所:講談社

集団自殺をするために集まった12人の少年少女たち
だが、先に死んでいる部外者がいて、話し合いと
推理を繰り返していくというお話です。

何を重要と考えるのか、何を苦痛と考えるのかなど、
価値観、倫理観、思想などは人それぞれだし、まして
国や宗教が違えば更なる違いが生まれるので、自分
の価値観だけをもとに読むと、共感できない、意味
わからんとなるお話かな?

なんとなく共感できないような、共感しにくいような
キャラクターをわざと書いているような印象もあり
ましたが…。

え?そんな理由で自殺したいの?みたいな子とか出て
きますが、その子にしたら重要で深刻なことなのだと
生い立ちや境遇、考え方、常識の違う12人の子ども
たちの話し合いの中で変化していく、心のありようは
何とも複雑で難しい・・・

こんなに常識や価値観の違う子たちをよく集めたな、
ってか書いたなって感じです。

先に死んでいた部外者の謎解きもすごかった。

ネタバレになってしまいますが、
最後、前向きな気持ちになり集団自殺で終わらなくて
ほんとよかったです。

         「古本のりょくし堂」でした。


posted by りょくし堂店主 at 11:50 | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月10日

11月の特集「オカルト・ファンタジー特集」について

こんにちは、「古本のりょくし堂」です。(^ ^)/

明日、11月11日(金)14時〜2022年 Yahoo!ニュース
| 本屋大賞  ノンフィクション本大賞の発表会が
youtubeであるようです。
ノミネート6作品の中からどの本が選ばれるのか、
楽しみですね。

11月11日は、世界平和記念日・第一次世界大戦停戦
記念日でもあります。
世界が再び平和になりますよう、願うばかりです。

さて、11月の特集「オカルト・ファンタジー特集」
です。
どんな本を特集しているのか、一部紹介したいと
思います。
 
***11月の特集
     「オカルト・ファンタジー特集」***
雑誌
・月刊MOE 特集 ダヤン・カフェへようこそ
 ダヤンカフェアラカルトシール付 特別付録
 野草で作る小さなインテリアオリジナルBook8ページ
 2001年10月号

えほん
「シンドバッドのさいごの航海」
  ルドミラ・ゼーマン/脇明子 大型絵本 岩波書店

コミック
・少年コミックセット 屍鬼(1〜11巻完結)
     藤崎竜/小野不由美 ジャンプコミックス

小説など
・「精霊使い(1)」 桧村美月/岡崎武士 角川文庫
          角川スニーカー文庫 角川書店

「イギリス怪奇物語」 出口保夫
     Chobunsha live 潮文社

「世界のオカルト文学幻想文学総解説」 由良君美
                   自由国民社
                      など
他にも色々あるので、のぞいてみてください。
         「古本のりょくし堂」でした。

古本のりょくし堂はこちらから⇒りょくし堂


posted by りょくし堂店主 at 11:58 | りょくし堂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする