2015年11月16日

小説「蛍川・泥の河」宮本輝:著 の紹介

こんにちは、「古本のりょくし堂」のきむらです。(^ ^)/

陽が暮れるのが早くなりましたね。秋の夜長、 
どんな本を楽しんでいらっしゃいますか?

*****「蛍川・泥の河」*****
      
「蛍川・泥の河」  角川文庫
著者:宮本輝
発行:角川書店

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内 容
『蛍 川』
竜夫は4月に大雪の降った年は川の上流で信じられないよう
な蛍の大群が発生し、その光景を一緒に見た男女は結婚
しなければならない運命にあるという伝承を父、重竜から
聞かされ覚えていた。

母の千代は、重竜の羽振りの良かったときに、竜夫を
身ごもり重竜と結婚したそうだ。

竜重には妻がいたが、子供がいなかったため離縁したの
だと。

そんな父だが今は借金取りに追われていた。

そんな中、父、重竜が脳出血で倒れ、新たな借金が・・・

竜夫は幼馴染の英子に思いを募らせていたが、親友の圭太も
英子の事を好いていた。

そんな親友の圭太が川で溺れて亡くなってしまい、病床の
父も死に、圭太の父は一人息子を亡くしたショックで、
気が狂い入院する。

不幸が重なる竜夫、それでも英子への想いは募る。

重竜が亡くなったことで、千代の兄が2人で大阪に来て、
自分の仕事を手伝うよう勧め、先妻の春枝も助力を申し
出てくれた。

父、重竜の旧友も何の価値もない手形を割ってくれた。

初夏を迎え、重竜の知り合いの銀蔵は今年こそ蛍の大群が
見られると、竜夫、英子、千代を連れ川の上流に向かった。

夕暮れ、川の上流で数百万匹の蛍が川を埋めつくしていた。


『泥の河』
昭和30年の大阪、河畔に住む信雄は、喜一という少年と
出会う。

喜一は、母と姉と川岸の船に住んでいた。

ある晩、信雄は喜一の母が売春しているところを見てしまい
2人の関係にヒビが・・・

喜一の母は売春で生計を立てていたのだ。


著 者
宮本輝
「蛍川」で芥川賞を受賞
「泥の河」で太宰治賞を受賞

少年たちの切なく悲しい物語、2作品です。

        「古本のりょくし堂」のきむらでした。

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posted by きむら at 22:14 | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする